フットサルのボランティア

社会的弱者とフットサルをするボランティアをしている。理由は自分の得意なこと、好きなことを通じて、元気や自己肯定感を与えられるお手伝いをしたいと思ったからで、関わりだして1年半くらいになる。先日の1/28には記念すべきコーチデビューをして楽しませてもらった。

彼らのレベルは決して高いとは言えず、目的は気分転換、交流等が主な感じ。    フットサルは手段でありキックベースでも、鬼ごっこでも、ハンカチ落としでも、何でも良いのだが、手軽で、誰でもできて、たまたまでもゴールを決めて活躍できたりするという理由がありフットサルが行われている。

2回/月の練習があり、公園(第2土曜)かフットサルコート(第4土曜日)でやっていて、最近は特に参加人数に差がある。公園は10人~15人。フットサルコートは20人~25人。

主役は社会的弱者のはずなのに、ボランティアがむきになってフットサルをやっていることが特に残念に感じる。フットサルは楽しいし、蹴りたくなる気持ちもわかるのだがあくまでわき役である。とはいえ何でも白黒はっきりつけることはよくないし、ふわっとさせておくことがベターなケースもある。ボランティアとして参加してても、何かしらのハンディキャップを抱えている人もいて、立ち位置不明な人もいる。また、そもそも論だが、このフットサルが何を目指しているのかが定まっていない点が最大の課題である。

この事業は助成金で成立しており、1年契約みたいなもの。助成が打ち切られれば、事業の継続は難しくなる。ベーシックインカムとか始まればいっぺんに参加者がいなくなりそうだけど、まだまだ先のことだと感じる。

見えない方向性、ボランティアの立ち位置、社会的弱者へのフィードバック、メディアへの露出等など、課題は山積しているが、こういう解決が難しい課題にチャレンジできることを楽しみつつ、自分ができることをやっていこうと思う。毎回参加するたびに、自分にとって大切な場所だと感じるので。