レスター vs ハダースフィールド
バーディが不在でも明らかに格上の戦いを演じているレスター。結果は3-0。
群を抜いたテクニックを見せたのは1G1Aのリヤド・マフレズ。
・53分の得点シーン
オルブライトンが放り込んだ山なりのクロスをダイレクトインサイドボレー。
ディフェンスがいて見えにくい状態で、逆のサイドネットに抑えて蹴りこめるスキル。ディフェンスがさわれないことを前提に振りぬいていると思うが、あの美しい弾道はそうそうお目にかかることはできないと思う。
・60分のアシスト
レスターお得意の高速カウンター。自陣ペナルティエリア手前で奪って、岡崎→マフレズ→スリマ二とお手本のようなカウンターアタック。マフレズにつないだ岡崎の視野の広さ、マフレズのファーストトラップとループシュートも秀逸。
・68分のトラップ
シュマイケルのゴールキックを左足でトラップしてバックパスをするという何ともないプレイだが、そんなプレイをみたことない。あそこまできれいにうまくうかして、まるでそこにディフェンスがいないように。
他にもディフェンスに体を預けてさりげなく難しいボールを収めるスキルは、特に見習いたい。チャージを受けることをわかっていてそこまで嫌がっていない。細身のドリブラーに多いケガもほとんどないと思う。
優勝したシーズンほどの輝きはないが、どこから引っこ抜かれてもおかしくないレベル。レスターに在籍し続けてほしいと切に願うが、あの細身から繰り出される左足はどこにいてもチェックしていこうと思う。