国際親善試合 マリvs日本

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ご無沙汰をしております。フットボールジャンキーです。

インフルエンザからの風邪でしばらく行動力が激減しており、サッカー観戦もままならなかったです。体調管理できてないのを反省。

 

さてさて、昨日のマリ戦退屈でしたね。ここ最近の代表選でワーストではないかという内容。(自分のサッカーが忙しく前半30分~しか見ていません)

平和の象徴のハトがさらにゆるさを表していたような印象。

とにかくパスがつながらない、DFラインですら単調なミスでつながらない。ワールドカップへの期待感がほぼゼロになりました。

 

そんな中、個人的に唯一輝きを放ったのは中嶋選手ですね。

30分間の出場で最初はパスミス等もあったけど、最後の最後に決めてくれました。あのシーンを振り返ってみたいです。

 

1、中盤で3人かわせるスキル

ボールを受けたときにはマリの選手が3人おいかけていたんです。2人目まではかわせるかと思ってみていたところ、3人目の足が出てくる前にゴール方向に一番良いところへドリブルでかわせました。あのイメージ、瞬発力は素晴らしいですね。

ただWC本番では、あそこはファールでとめにきます。3人目が引っ張ってイエローというイメージ。日本のカウンターなのもあったし、マリが「勝った」と思っていたからでしょう。ポーランドレバンドフスキ何かもさらっと汚いファールしますから。そういう意味では終盤までリードさせちゃいけない、最低でもタイスコアで臨まなければ勝負が見えてしまう。

 

2、かわした後の意外性

3人をかわした後、どちらかと言えば日本からみた右サイドが数的優位のように見えたのに、左サイドの小林選手へのパスは意外性が高かった。あれも良く見ると、相手のマタを通ってるんですが、狙ってないと思うし、パスカットされるリスクが高い。

ではなぜ左サイドなのか。おそらく中央付近からの攻撃ではマリを崩せないと判断し、サイドからの攻撃(クロス)を瞬時に判断。かわした後に2度ルックアップして状況判断した結果、右サイドに人が多くいるなら左サイドからクロスをあげるべきというロジカルな判断があったはず。

 

3、シュート前のワンステップ

結果三竿選手からのクロスから左足インサイドボレーでゴールにつながるんですが、ワンステップに注目したい。相手GKが飛び出していることもあり、マリのDFが一人ゴール付近にカバーに入っていました=オフサイドにはなる確率は低い。しかし中嶋選手は三竿選手のクロスが上がる前にオフサイド回避のために、下がりながら、クロスが上がった瞬間にスピードを上げ、インサイドで確実にゴール。センスを感じるんです。

 

総括するとものすごく悲観したくなる展開で、WCへの期待は薄れた。一方で中嶋選手のようにポルトガル経由→日本代表という海外組でもマイナーなルートの選手が出て活躍してくれるのは、今後の日本サッカー発展につながると期待したい。